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会話の基礎基礎

  • ZAZY
  • 10月12日
  • 読了時間: 2分

今日、劇場のスタッフさんと会話をしていて「ZAZYさんって、好きな食べ物何なんですか?」と唐突に聞かれた。

僕はいつもの定型文で

「ああ、お酒飲むのでアテ系ならなんでも!強いて言うなら魚とか!お寿司も好きですよ」

「そうなんですね!」



・・・・・・・・




会話はそれで終わった。



好きな食べ物を聞く時は、ご飯を一緒に食べに行く時か、間を埋めたい時、会話をしたい時のどれかだと思っていた。



どれでもなかったのか?




ん?




あれ?




あ!



これはZAが悪いのか!!


「〇〇さんは何が好きなんですか?」みたいな継続をすればよかったのか!


もう37年と4ヶ月も生きているのに、こう言った会話が苦手だ。つくづく思う。興味ない部分を掘ってみようと思わない。コメディアンを名乗っているのに会話に愉快さというか流れるようなメロディがない。


「ZAZYさん髪染めたんですね?」と聞かれても、


興味ない相手や、考え事をしていたら「そう。一昨日!」とかで休符を連打してしまう。ラジオだったら何話すか脳みそ動かしているのに。


一般人だと大丈夫かもしれないし、楽屋だから許されるかもしれないけれど、芸人のエピソードや事件なんて大概こんななんの変哲もない会話から生まれたりする。


「髪染めたんですね?」からオチまで持っていく芸人は吉本にゴロゴロいるし、川島さんとかだと一言で落としそうな気もする。いや、そんなに日常バキバキではないか。



そういや、たまにご飯に行く後輩のケビンスの山口コンボイ氏は、どんな変なメロディになろうが休符は打たない。


例えば、


「髪染めたんですね?」

「そうなんですよ!気づきましたか?表参道の美容室でいつも染めてもらってて。〇〇さんは表参道行ってますか?あのエリア劇場とかないからあまり行かないですよね!オシャレだし」


彼はいつもこんな感じだ。ずっと何かしら音は鳴っている。それを相方や、親切な先輩や後輩に拾ってもらって、セッションはいいように言い過ぎだけど、何かしらの音楽にはなっている。


僕は、コンボイくんより機知に富んでいるので、音を鳴らせばもう少しいいメロディが流せる筈だ。(コンボイ申し訳ない笑)


これから楽屋や日常会話では、コンボイのように音を鳴らすという部分をちょっとだけ意識しようと思う。



 
 
 

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